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ネクストのIPv6網内折り返し通信で高速VPN

(2021/04/08 ネクストをとりまく状況も変わっていますので書き直しました)  ネクストでは半固定で割り当てられるIPv6アドレスの網内折り返し通信が可能です。西日本では「v6オプション」の申込みが必要だったのが2021年5月11日の新規開通分からはデフォルト有効になり申込みの必要も無くなります。東日本では以前からデフォルト有効。 IPv6アドレス半固定 というのが若干問題 ですが最近のRTXシリーズではFQDNで張れば大丈夫です。 別途ダイナミックDNSを登録してFQDNでVPN、、、という記事もありますが、NTT西日本のサイトをよく読むと「v6ネーム」はIPv6アドレスが変わっても追従すると書いています。うちでも、ひかり電話を契約したり解約したり、IPv6プロバイダーを契約したり解約したり別のプロバイダーからもらい直したりを繰り返しそのたびにIPv6アドレスが変わりましたが、ちゃんと追従してくれていました。安心して「v6ネーム」を使って大丈夫。 以下はいまさらデフォルトゲートウェイがPPPoE設定ですが、汎用性があるということでそのまま残しておきます。いまうちで実際に運用サポートしているユーザ企業は、IPoEプロバイダーと固定IPv4の契約をしてIPv6とIPv4のVPNを2重化する構成で自動切り替え設定もしていますがまたそれは別途。良ければ声をかけてください。 Luaスクリプトの動くヤマハでないとIPoE系プロバイダで固定IP使えないし、古いRTXはこの際一掃して現行モデルを使います。今買うならRTX830/RTX1210。RTX1200もいい機種でしたがEMFS(メモリファイルシステム)使えないからlua入れるのが面倒だしそろそろメインからは引退。 RTXの設定 対向拠点の設定は192.168.1を192.168.0に入れ替えるだけで同じ。ひかり電話なし契約IPv6はRAです。ひかり電話があってもホームゲートウェイのLANポートに接続するのでこの例で大丈夫です。テストではホームゲートウェイの型番が400シリーズ以降なら速度低下はないようです。ひかり電話オフィスは別途。 <IPv4LAN関係> ip route default gateway pp 1 ip lan1 address 192.168.1.1/24 ip route 19